2014年 10月 18日
肥満からにゃんこを守れ -ロイカナに行った(その2)- |
猫の健康を願って、よかれと思うフードを探して迷走中。ネットで調べてみたり商品の口コミを見たりしても、難しい栄養素の話はわからない。超文科系の飼い主の決め手は、なんとなくよさそうっていう「イメージ」。
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ロイヤルカナンさんの「第2回 犬と猫の健康アンバサダーミーティング」というものに参加させていただきました。(応募200以上あったようですが、20数名に入れていただきました。ありがとうございまーす。)テーマは「肥満の予防と健康について」。
昔どこかで「食べ過ぎるというのは動物の中では人間だけ、他の動物は本能で食べるから満腹になったら、それ以上は食べない」と聞いたことがあったのですが、人間社会で生きている動物たちは例外なんでしょうね・・・。食べすぎます。それはなぜ?
肥満はかわいい猫の寿命を縮める原因になり、病気のリスクにもつながります。猫は自分では勝手に太りません。飼い主が太らせる!
テーマの導入からズバリ、飼い主の意識改革です。
人間も同じですが 食べた分>運動 だとダイエットにはならないですね。
低カロリーフードのカリカリでも、量をたくさん食べたらNG、すごく当たり前な話です。なのに私たちは娘や息子を太らせてしまうわけですねー。
-おねだりするから
-よろこんでくれるから
満腹感を持続できれば、食べ過ぎない。満腹感の維持には「たんぱく質」が大事だけど、猫は高たんぱくすぎると食べ過ぎる傾向があるそうです。そこで、満腹感の維持をサポートする「食物繊維」の効果を実験を交えてお話をうかがいました。
植物繊維にもたくさん種類がありますが、ロイヤルカナンでは満腹感サポートのために「ビートパルプ」と「サイリウム」を使っているそうです。両方とも、水分を吸収すると・・・
「サイリウム」はインドオオバコの種子の外皮から抽出したもの。私、サイリウムヌードルなら食べたことがあります。満腹感とお腹の調子を整えるっていうのがウリのトクホのカップめんです。
「ビートパルプ」はてん菜(砂糖大根)から砂糖を絞ったあとの残さ(カス)。この実験で思ったのは「便秘しそう・・・」一時期「あんかけ」に凝りまして、片栗粉の消費が増えた時期に便秘になりました。元々便秘しやすい体質だったので、片栗粉が腸内で仕事をしてしまったのです。それを思い出してしまいました(笑)
で、以前カリカリの原材料でわからないものを検索したことがあり、この「ビートパルプ」についても調べていました。実は猫さんによっては便が固くなることがあるとか(あくまでもネット情報)。
ロイヤルカナンの社員さんが仰っていましたが、フードの袋の表示にある給餌量はあくまでもスタートラインの目安としてとらえて、猫さんの様子を見て、太りだしたら減らす、痩せ出したら増やすと調節してくださいとのことでした。
なので、どんなカリカリでも、便秘になりやすいとか軟便になりやすいとか、猫さんに合う合わないなどを、よく観察して、自分で判断するのが一番なんでしょうね・・・。
満腹感を配慮したシリーズは
ステアライズドシリーズ(ペットショップ向け)、食事療法食 満腹感サポートシリーズ(動物病院向け)等
フードで満腹感持続のほかにも、猫さんの場合はお皿をあちこちに置く(宝探し作戦?)、ねだられたら数粒だけあげる、というのも肥満予防のコツだそうです!
今回、犬と猫の健康アンバサダーミーティングに参加して、興味深かったのは品質管理のこと。その話はまた後日・・・。
by neko7ko
| 2014-10-18 20:52
| 猫活